めはり寿司の由来
めはり寿司は、食べる時に大きく口を広げると自然と目も大きく見はるところから「めはり寿司」と呼ばれるようになったと云われています。
熊野地方の名物として広く知られ、その素朴な味と心地好い食感が 多くの人々に愛され、高菜の漬け方やご飯の中に入れる具によって 色々な味を楽しむことができます。
めはり漬けと秘伝のたれがセットになっていますので、あとはご飯をご用意いただくだけで、めはり寿司がご自宅で作れる通販、お取り寄せのセットです。
めはり寿司の作り方
熊野新宮の郷土料理、めはり寿司の作り方をご紹介します。
1)めはり漬をかるく洗い葉と茎を切り離す。
2)たれを作り、葉の部分を漬ける。 たれは、醤油と味りん8:2の割合で作り、葉の部分を浸しておく。 (当店の秘伝のたれ付の場合はそれをご利用ください。)
3)おにぎりをにぎる。 茎の部分を細かく刻んで具にして 俵型のおにぎりを作る。
4)おにぎりを葉で包む。 たれに漬けおきした葉を軽くしぼって、おにぎりを包む。
5)熊野新宮の郷土料理「めはり寿司」の出来上がり!おにぎりの具をいろいろ工夫すると一層おいしくなります。
熊野物産では、めはり漬けをご購入のお客様に、図解で分かりやすいめはり寿司の作り方レシピを同封させていただいております!
文豪・佐藤春夫も好んで食べた、めはり寿司
郷土の文豪・佐藤春夫は、故郷で美味しいものは 一に「めはり」二に「さんま」と常々語っていたといわれます。
「めはりずし」は、めはり漬の葉を広げて、ごはんに包むもので、素朴ですが野外で食べるとまた格別な味がします。
私が子供のころ、近所のおばちゃんが、めはり寿司を作ってくれ、冬には、こたつの中にめはり寿司を入れておいていてくれて、ぬくぬくのめはり寿司を食べたことが、今でも思い出されます。
めはり漬けは、ご飯を包んで、めはり寿司にしても、刻んで、そのままお漬物として食べてもおいしいですよ
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