やたがらす

やたがらす」とは、熊野地方に伝わる「三本足のカラス」で、熊野の神々の使いとされ、日本サッカー協会のシンボルマークに使われております。

日本サッカー協会のシンボルマークになった由来は、日本に初めて近代サッカーを紹介した和歌山県那智勝浦町出身の中村覚之助氏に敬意を表し、出身地の那智勝浦町にある熊野那智大社の神使である「やたがらす」をもとにデザインされたとのことです。

熊野には熊野那智大社の他に、熊野速玉大社、熊野本宮大社の合計3つの神社があり、熊野三山と呼ばれています。「やたがらす」は熊野の神々の使いとされ、この熊野三山と深い関係があり、22年5月9日には日本サッカー協会大仁副会長らが代表チームの必勝祈願に熊野三山を参拝しております。

23年5月27、28日には、アテネ五輪時の女子代表監督で日本サッカー協会の上田栄治女子委員長が熊野三山に必勝祈願に訪れました。女子はこれまでは、東京・新宿の熊野神社で必勝祈願をしていたそうですが、今回は、日本近代サッカーの始祖ともいわれる故中村覚之助氏の故郷でもあるこの熊野に足を運び、さらなる飛躍を誓ったとのことです。

参拝をうけた熊野の4寺社(和歌山・熊野三山の熊野本宮大社(田辺市)、熊野那智大社、青岸渡寺(ともに那智勝浦町)、熊野速玉大社)では、なでしこジャパンの選手全員に「5つのお守り」を贈ったそうで、今回の勝利にはそのご利益もあったのかもしれませんね!

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